Greeting,principles and goals学校長挨拶・教育理念・
教育目標

「わたし」が変わる、
「わたし」がわかる3年間に。

学校長挨拶

きらぼしのごとく輝き
北斗七星のように人の
手助けとなれる
自信と心構えを身につけよう

学校長挨拶

夜空に光り輝く全ての天体を星といいます。地上にある砂の数ほど星はあり、太陽の周りを公転する地球を含む8つの惑星をはじめ、太陽系だけでおよそ5千個の星々が存在します。太陽系が属する銀河系には2千億の恒星があり、これだけで5千×2千億=千兆個の星があることになります。さらに驚くのは銀河系のような大きな星の集合体は、なんと数千億個もあるのです。

無秩序に散らばった星々をつなぎ、伝説上の英雄や動物に見立てたのが星座です。校舎前にある星座像は、両手を天に向かい伸ばして若人の希望と清らかな心を表わしています。本校は、建学の精神を継承して未来に活かす人を育てるのが使命です。

遙か遠い昔より旅人や船乗りは、進路に迷うとき真北の北極星を探して自分のいる位置を知りました。その際、北極星を見つける目印となったのが北斗七星です。北斗の「斗」はひしゃくを表わす象形文字です。ひしゃくの先端にある1番目と2番目の星を結び距離を5倍にする位置に北極星はあるのです。札幌北斗に集い学ぶ生徒が、将来きらぼしのごとく輝き、北斗七星のように他者を助ける存在に成長することが札幌北斗学園の願いです。

現代は、混迷と変化の時代です。自然界でいえば、地震や津波そして地球温暖化による局地的豪雨や洪水などのニュースを頻繁に目にするようになりました。国際社会であれば、大国による武力行使を禁じる国連憲章違反の蛮行や、祖国を守るために侵略から自衛権を行使せざるを得ない痛ましいニュースもあります。情報社会に目を移すと、科学技術の発展による人工知能やロボットの開発で、職業の在り方も変わってきました。そのスピードには目を見張るものがあります。少し前に当たり前だった職種の内容も、変わってきているのに気がつきます。たとえば小売店の会計では商品の入った買い物かごを置けば、瞬時に合計金額が表示されるところもあります。コンビニや商店では、人の手を介することなく支払いをする場面が多くなり、手渡しでお釣りを受け取る場面が減りました。

これからの社会で活躍するには、創造力や思考力、コミュニケーション力が必要です。新しい学力を確実に身につけることにより、未来を担う若者を育成することに私たちは力を惜しみません。そのためにも物事を順序立てて考え、計画的に実行する力をつけてもらいたいのです。みなさんの持つ才能を引き出し、将来に向けての自信と心構えをぜひ札幌北斗高校で身につけてください。あなたが、10年後の社会で活躍するのに必要な力を引き出す授業や行事が、本校にはたくさんあります。若さは、才能を伸ばす何ものにも代えがたい資源です。指示されたことだけに反応するのはAIやロボットに任せて、高校生活を楽しみながら夢に向かい挑戦する生徒が集う学校、それが札幌北斗高校なのです。

佐々木 光晴

教育理念

 人の数だけ「生き方」があります。それは満天に輝く星々(この星々を「きらぼし」と言います)の一つひとつの星が、それぞれの色(個性)を持って輝くのと同じです。一人ひとりの生徒が、大人になって輝いてほしい、と願っています。

 それを実現するには、3つのことが大切だ、と考えています。

1つ目は、何が正しくどうすればより良い解決やより良い結果を導くことになるのかを忍耐強く、コツコツ追究する力を身に付ける、ということです。これを「真理の探究」と言っています。

2つ目には、自分を生かして家庭や職場でより良い役割と仕事をすることにより、他から認められる(役に立つ)ことを最大の喜び・幸福とすることです。ここには工夫と誠意と謙虚さ、愛情があります。このような喜びを自分の最大の幸福と感じられる人を「品位ある」人と言っています。

3つ目に、自分を生かすとは、自分の長所(個性)をコツコツ伸ばすことから生み出され、その長所を人のために発揮することです。これを「個性の顕現」と言っています。

 本校は、一人ひとりがたくましく生きていける力をつけ、個性を発揮して輝くための準備の手助けをします。

建学の精神

 本校は「品位ある敬愛に満ちた自律的で創造的な女性の自立」を建学の精神とし、1928(昭和3)年に「札幌岡裁縫女学校」として開校しました。共学となった現在も、「女性の自立」は「人間としての自立」として継承発展され、「品位ある敬愛に満ちた自律的で創造的な人間としての自立」となっています。

校訓-質実真摯-

 本校の校訓は「質実真摯」です。飾らず偽りの無い言行をとり、真面目で直向(ひたむき)に行動せよと教えています。この校訓に従い、自らの進路を切り拓くことを軸に、虚飾にとらわれない節度ある生活の中で、友と共に勉強と部活動、さらに委員会活動や行事に専念できる充実した教育システムやプログラムが展開されています。

教育目標-真理の探究 個性の顕現-

「真理の探究」とは、物事の善悪良し悪しを自らの力で判断し、行動するために、一生懸命コツコツ学習することです。「個性の顕現」とは、自分の長所を知り、その長所を中心にして能力を開発伸長させ、自分を人により良く役立てられるようにコツコツ努力することです。

スクールポリシー

  • 01アドミッション・ポリシー 
    ~求める生徒像~

    • (1)利己的ではない素の自分を大事にし、何事にも積極的にこつこつ取り組もうとする人
    • (2)礼儀正しく、ルールを守り、人の痛みや思いを理解しようとすることができる人
    • (3)感謝を持ちつつ人のために頑張ろうとし、責任をもって自分の役割を担おうとする人
  • 02カリキュラム・ポリシー 
    ~教育の方針~

    • (1)全日制普通課程
    • (2)きらぼしチャート①4つの柱②コースフォーカシング制
    • (3)3年6学期制をしき発達段階に応じて送りだす生徒像育成をはかる
  • 03グラジュエーション・ポリシー 
    ~送りだす生徒像~

    • (1)自分の長所・能力を見いだし、家庭と仕事・地域を大事にし、人のために自分をより良く生かそうとする人
    • (2)多様性を認め協同する中で平和と幸福を謙虚誠実に追究しようとする人
    • (3)基本を大事にしつつ進取の精神と向上心を持ち、事に真摯に向き合う人

教育目標

真理しんり探究たんきゅう 個性こせい顕現けんげん

「真理の探究」とは、コツコツと勉強し、何が正しいことか学びたずねることです。「個性の顕現」とは、コツコツ自分の長所を伸ばし、人のために尽くすことです。札幌北斗高校は、日々の教育を通して、一人ひとりがたくましく生きていける力をつけ、個性を探し磨くための手助けをします。

楽しく快適な高校生活を支える充実した環境と、3年間を通して「生きる力」を育む教育システムで教職員一同が全力でバックアップします。

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