札幌北斗高校について

学校長挨拶・教育理念

皆さんは、高校生活に何を期待していますか?
いま、自分のことが好きですか?
将来は、どんな自分になれたらいいですか?

私たち札幌北斗高校が、皆さんをお迎えするのは、
2017年に完成したばかりの理想的な新校舎です。

ここで 3 年間を過ごす皆さんを見守り、
ときには背中を押しながら、
皆さんもまだ知らない力と自信を育み、
背筋を伸ばして卒業できる高校生活を、
教職員一同が全力でバックアップします。

皆さんに準備してもらいたいものは、ふたつだけ。
変化を楽しむ心と、誠実に学ぶ姿勢です。
さあ、札幌北斗高校で

「わたし」が変わる、「わたし」がわかる
3年間に−−。

学校長挨拶

自らの力を信じ
自分が人により良く役立つように
友と共に自分をコツコツ鍛え伸ばそう

学校長 明上山勝己

 今の時代は、地球的規模で自然と人間の関係を含めて様々な問題が現れています。その諸問題を解決するためには、様々な価値観や能力を持った人々が、互いを尊重し合い、力を合わせて助け合うことがどうしても必要です。互いに尊重し合わなければ、対立と服従を招き、多くの能力を生かすことができず、中途半端な解決と力を背景とした価値の優劣に従った解決により新たな問題を作り出すだけになります。協力して共通の問題を解決し、幸福な社会=日常を取り戻す努力を軸に行動することが、何よりも大事です。
 そのためには、互いに自分自身をしっかり持つことが必要になります。自分自身をしっかり持つということは、自分が愛する人、自分が大事にしたい場所、自分が大切にしたい「こと」などを守り育てる気概と能力を持つ、ということです。しかし、我儘な気概ではいけません。利己的な気概であれば、前述のように互いに尊重どころか違う価値観を持つ人を押しのけ貶めることになります。
 私達は、庶民として特別な経済力や地位を持っていません。しかし、庶民は、家庭や職場、地域生活を通して、時に失敗や悲しみ、苦労を含みながら日常のささやかな慰めや喜びを大切にして生活しています。ささやかな日常が続くことこそが、幸せなことと東日本大震災で思い知らされたのでした。
 この日常の繰り返しを確かにつまらなく思う時もありますが、それを追い払うのは、ささやかな「憧れ(あこがれ)」=夢を持つことです。憧れが、日常の中に工夫・挑戦を持ち込み、変化をもたらしてくれます。そこでは、日常の壁との衝突も含め、地道な努力と忍耐が要求されます。繰り返す日常と変化する日常は同時的なものです。この憧れへの努力を意識的に行うことが、自分をしっかりと作ってくれます。意識的努力には、自分の憧れへの素直さと、未熟な自分を認め(謙虚)、それ故に学ぶことへの素直さ(尊敬)、日常を変化させられる人の苦しさ、弱者の苦しさを知る素直さ(誠意)などがあります。この憧れへの意識的努力をすることが「賢さ」です。努力する人を認め互いに助け合える「賢さ」、継続的に困難に打ち勝とうとする「賢さ」、素直に人の力を借りる「賢さ」、より有効な力を蓄え準備する「賢さ」、何よりも地道な生活の中で笑う人を大切にする「賢さ」を持っていることになります。「賢い庶民」の誕生です。「賢い庶民」は、「庶民」の空気の読み過ぎ・付和雷同・軽率に情報を信じる・情に流されやすい・簡単便利分かりやすさに負けやすい・経験としきたりに盲従しやすい等々の欠点を常に自省し、己の言行に責任をとる、名もなき大衆ではない名を表す庶民です。
 「賢い庶民」こそが、今の世の中に求められている、と私は考えています。本校は、この「賢い庶民」を育てたいと念願しています。

 皆さんの主な心配事や悩みは、学力と人間関係そして進路実現ではないでしょうか。悩み多いのが高校時代です。しかし、友と共に悩むのであれば、乗り切れるものですし、悩むからこそ成長もできるのです。ささやかな感謝のやり取りに気付くことが悩み悲しみを克服する力です。

 教職員一同、熱い心と高い教育力を持って、皆さんの内なる力を信じ、皆さんが少しでも幸せな明日を切りひらく力を得られるように応援します。

明上山 勝己

教育理念

 人の数だけ「生き方」があります。それは満天に輝く星々(この星々を「きらぼし」と言います)の一つひとつの星が、それぞれの色(個性)を持って輝くのと同じです。一人ひとりの生徒が、大人になって輝いてほしい、と願っています。
 それを実現するには、3つのことが大切だ、と考えています。1つ目は、何が正しくどうすればより良い解決やより良い結果を導くことになるのかを忍耐強く、コツコツ追究する力を身に付ける、ということです。これを「真理の探究」と言っています。2つ目には、自分を生かして家庭や職場でより良い役割と仕事をすることにより、他から認められる(役に立つ)ことを最大の喜び・幸福とすることです。ここには工夫と誠意と謙虚さ、愛情があります。このような喜びを自分の最大の幸福と感じられる人を「品位ある」人と言っています。3つ目に、自分を生かすとは、自分の長所(個性)をコツコツ伸ばすことから生み出され、その長所を人のために発揮することです。これを「個性の顕現」と言っています。
 本校は、一人ひとりがたくましく生きていける力をつけ、個性を発揮して輝くための準備の手助けをします。

学校の様子

建学の精神

 本校 は「品位ある敬愛に満ちた自律的で創造的な女性の自立」を建学の精神とし、1928(昭和3)年に「札幌岡裁縫女学校」として開校しました。共学となった現在も、「女性の自立」は「人間としての自立」として継承発展され、「品位ある敬愛に満ちた自律的で創造的な人間としての自立」となっています。

校訓 -質実真摯-

 本校の校訓は「質実真摯」です。飾らず偽りの無い言行をとり、真面目で直向(ひたむき)に行動せよと教えています。この校訓に従い、自らの進路を切り拓くことを軸に、虚飾にとらわれない節度ある生活の中で、友と共に勉強と部活動、さらに委員会活動や行事に専念できる充実した教育システムやプログラムが展開されています。

教育目標 -真理の探究 個性の顕現-

 「真理の探究」とは、物事の善悪良し悪しを自らの力で判断し、行動するために、一生懸命コツコツ学習することです。「個性の顕現」とは、自分の長所を知り、その長所を中心にして能力を開発伸長させ、自分を人により良く役立てられるようにコツコツ努力することです。