札幌北斗高校について

学校長挨拶・教育理念

皆さんは、高校生活に何を期待していますか?
いま、自分のことが好きですか?
将来は、どんな自分になれたらいいですか?

私たち札幌北斗高校が、皆さんをお迎えするのは、
2017年に完成したばかりの理想的な新校舎です。

ここで 3 年間を過ごす皆さんを見守り、
ときには背中を押しながら、
皆さんもまだ知らない力と自信を育み、
背筋を伸ばして卒業できる高校生活を、
教職員一同が全力でバックアップします。

皆さんに準備してもらいたいものは、ふたつだけ。
変化を楽しむ心と、誠実に学ぶ姿勢です。
さあ、札幌北斗高校で

「わたし」が変わる、「わたし」がわかる
3年間に−−。

学校長挨拶

きらぼしのごとく輝き
北斗七星のように人の手助けとなれる
自信と心構えを身につけよう

学校長 明上山勝己

 夜空に光り輝く全ての天体を星といいます。地上にある砂の数ほど星はあり、太陽の周りを公転する地球を含む9つの惑星をはじめ、太陽系だけでおよそ5千個の星々が存在します。太陽系が属する銀河系には2千億の恒星があり、これだけで5千✕2千億で千兆個の星があることになります。さらに驚くのは銀河系のような大きな星の集合体は、なんと数千億個もあるのです。
 無秩序に散らばった星をつなぎ、伝説上の英雄や動物に見立てたのが星座です。北斗高校のシンボルでもある両手を天に向かい伸ばし天空を見上げる星座像は、若人の希望と清らかな心を表わしています。93年の歴史を持つ本校は、生徒のみなさんが将来自分らしくきらめくことを応援します。
 古代より旅人や船乗りは、進路に迷うとき常に真北にある北極星で自分のいる位置を知りました。その際、北極星を探す目印となったのが北斗七星です。北斗七星の「斗」はひしゃくを表わす象形文字です。ひしゃくの先端にある1番目と2番目の星を結び距離を5倍にすると北極星が見つかります。私は、北斗高校に集い学ぶ生徒がきらぼしのごとく輝き、また北斗七星のように迷い困っている人の手助けとなれることを願っています。

 新型コロナウイルス感染症の流行で私たちの生活も一変しました。たわいのない談笑や友人との日常が制約され、学校での授業はもちろん、行事や部活動も中止や縮小となる経験をした人がほとんどでしょう。終息すれば元の生活に戻ることが出来るかもしれませんが、不可逆的に戻れないこともある気がします。その一方、ウイルスのまん延により、私たちは日常の見方を再認識することができました。命や家族の大切さ、学ぶことの意味、医療従事者への感謝などです。そして何より出口の見えないときにこそ、互いを尊重し力を合わせて助け合い前進することの大切さなどです。
 現代は、変化と混迷の時代です。自然界では、地震や津波そして地球温暖化による氷河の崩壊、局地的豪雨や落雷などのニュースをよく目にするようになりました。国際社会であれば、列強国の対立やアジア諸国の紛争、先進国でのヘイトクライムや人種差別のニュースも聞かれます。情報社会に目を移すと、科学技術の発展による人口知能やロボットの開発で、職業の在り方さえも変わるとの見方があります。そのスピードは驚くばかりです。みなさんが小学生のときに当たり前だった仕事も、人手がいらなくなっている事実に気づきます。ある販売店では、商品のバーコードをレジで1点ずつレーザー光を照射して会計していたものが、買い物かごを置けば何点でも瞬時に合計金額が表示されるようになりました。キャッシュレスで決済すると、釣り銭のやり取りがないのも便利です。

 これからの社会で活躍するには、創造力や思考力・コミュニケーション力が必要といわれています。いままでとは異なる学力を確実に身につけることにより、未来を担う若者を育成することに私たちは力を惜しみません。そのために物事を順序立てて考え、計画的に実行する力をつけてもらいたいのです。みなさんの持つ未知の才能を引き出し、将来に向けての自信と心構えをぜひ、札幌北斗高校で身につけてください。あなたが、10年後の社会で活躍するのに必要な力を引き出す授業や学校行事が本校にはたくさんあります。若さはお金でも変えない才能ですが、日々目減りしていくリソースともいえます。指示されたことだけ動くのはAIやロボットに任せて、高校生活を楽しみ夢に向かい挑戦するみなさんと会える日を楽しみにしています。

佐々木 光晴

教育理念

 人の数だけ「生き方」があります。それは満天に輝く星々(この星々を「きらぼし」と言います)の一つひとつの星が、それぞれの色(個性)を持って輝くのと同じです。一人ひとりの生徒が、大人になって輝いてほしい、と願っています。
 それを実現するには、3つのことが大切だ、と考えています。1つ目は、何が正しくどうすればより良い解決やより良い結果を導くことになるのかを忍耐強く、コツコツ追究する力を身に付ける、ということです。これを「真理の探究」と言っています。

2つ目には、自分を生かして家庭や職場でより良い役割と仕事をすることにより、他から認められる(役に立つ)ことを最大の喜び・幸福とすることです。ここには工夫と誠意と謙虚さ、愛情があります。このような喜びを自分の最大の幸福と感じられる人を「品位ある」人と言っています。3つ目に、自分を生かすとは、自分の長所(個性)をコツコツ伸ばすことから生み出され、その長所を人のために発揮することです。これを「個性の顕現」と言っています。
 本校は、一人ひとりがたくましく生きていける力をつけ、個性を発揮して輝くための準備の手助けをします。

建学の精神

 本校 は「品位ある敬愛に満ちた自律的で創造的な女性の自立」を建学の精神とし、1928(昭和3)年に「札幌岡裁縫女学校」として開校しました。共学となった現在も、「女性の自立」は「人間としての自立」として継承発展され、「品位ある敬愛に満ちた自律的で創造的な人間としての自立」となっています。

校訓 -質実真摯-

 本校の校訓は「質実真摯」です。飾らず偽りの無い言行をとり、真面目で直向(ひたむき)に行動せよと教えています。この校訓に従い、自らの進路を切り拓くことを軸に、虚飾にとらわれない節度ある生活の中で、友と共に勉強と部活動、さらに委員会活動や行事に専念できる充実した教育システムやプログラムが展開されています。

教育目標 -真理の探究 個性の顕現-

 「真理の探究」とは、物事の善悪良し悪しを自らの力で判断し、行動するために、一生懸命コツコツ学習することです。「個性の顕現」とは、自分の長所を知り、その長所を中心にして能力を開発伸長させ、自分を人により良く役立てられるようにコツコツ努力することです。